12月10日、5年生の社会科、“未来の日本を担う産業”の授業の中で、日産自動車株式会社様(以下、(株))提供のわくわくエコスクールが開催されました。企業による講座はこれまでのブログにはなかったので、取材してきました。

講座は青木小体育館内での講義と電気自動車実験、そして校庭での電気自動車体験です。人数の制約から、クラスごとに入れ替えで実施されましたので、今回は最初に講義と電気自動車実験に参加したクラスにお邪魔させていただきました。
扉を締め切った体育館に勢い良く子供たちが入って来ました。講師の方に元気よく“よろしくお願いします!”とお願いしたところから講義はスタートしました。静かに真剣に話を聞く様子が見られる一方で、講師の方が質問をすると、元気よく手を挙げる子が多数みられ、活発に意見が出ていました。

電気自動車の特徴を理解するための発電用の実験装置が近くに置かれると、食い入るように観察する様子が見られました。みんなの好奇心の高さが感じられました。

自動車がスピードを落とす際にモーターが発電する状態を“回生(かいせい)”と言いますが、それを体験するためのキットが配られました。早く走らせたい気持ちを抑えながら、講師の人のお話に耳を傾ける様子が見られました。

モーターを回して電気を充電し、車を一斉に走行させたときの盛り上がりは大きいものでした。

その後は、外で電気自動車LEAFを通じた学習と試乗です。見慣れた校庭に、見慣れないオレンジのLEAFが爽快に走っていくのは、不思議な気分でした。

車を降りてきた子供たちからは、短い間の走行にもかかわらず、存分に楽しんだことが伝わってくる声が上がりました。同乗された先生も、同じ感想を抱いているような印象でした。
走行後は、電気自動車の仕組みをみんなで観察しながらワークシートに記入していきます。分からないところは自分から進んで日産自動車(株)のスタッフさんに声をかけ、確認する子供の様子が見られました。

子供たちの笑顔から、充実した時間を過ごしたことが感じられました。
日産自動車(株)のスタッフさんからは、5年生の受講態度がとても良かったと伺いました。校庭での体験学習と低学年の帰宅するタイミングが重なってしまいましたが、先生方がテキパキと子供たちを誘導してくださり、安全に下校できました。その様子を見られた日産自動車(株)のスタッフさんからは、「先生がしっかりしているから、子供たちもしっかりしているのですね。」と、お褒めの言葉をいただきました。
本プログラムは、毎年日産自動車(株)から企画の連絡があり、その中から学校の状況を踏まえて適切なプログラムを選択されていると先生から伺いました。本ブログを読まれている保護者の皆様の職場でも小学校の学習に適したプログラムをお持ちのところはありませんか?
ぜひ、子供たちの学びに情報を提供いただけますと幸いです。先生や子供たちだけでなく、保護者もその学びに関わっていきませんか?
保護者の皆様の周りにも学びのプログラムがあるようでしたら、ぜひお知らせください!PTCA宛または学校の先生宛にご連絡お待ちしております。
問い合わせ先
コメント