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歴史ある青木小に愛着と誇りをー150周年記念事業実行委員会事務局長 櫻井さんインタビュー




去る11/10(金)、青木小学校創立150周年を祝う会

「150(いこーぜ)フェスティバル」が開催されました。


子どもたち、一人一人が放ったバルーンリリースは、

青木小150年の歴史のように、横浜の空に輝いていました。


「これからも、ずっと青木小学校が続くと良いですね」


そうマイクから聞こえてきた声に、

立ち会ったみんなが、心ひとつなりました。



この記念すべきフェスティバルの開催後、

PTCA副会長で、

150周年記念事業実行委員会事務局長の

櫻井 美枝さんにお話を伺いました。


ぜひ、配布された記念誌をお手元に置きながら、

お読みいただけたらと思います。



櫻井 美枝さん

2年生と4年生のお子さんが青木小に通っています。



櫻井さんが、記念事業の中で、特に記念誌の制作に携わる事になったきっかけを教えてください。

櫻井さん

実は、事務局長という肩書にもあるように、

元々は記念誌の担当という訳ではなかったんです。


ある時、140周年実行委員だったTさんから、

「青木小学校の創立時の場所を調べて欲しい」

と頼まれたんですよ。


Tさんは子どもの学童繋がりで面識があり、

”謎解きが大好き”な私に目をつけてくれたのだと思います。

私も面白そうだなと思い、調べてみる事にしました。


調べ始めてみると、なかなかすんなりとはいかずに

図書館や歴史博物館、開港記念資料館などへ何度も出向きました。


だんだん調べるのが楽しくなって、夢中になっているうちに、

いつしか担当になっていたんですよ。




櫻井さんの"謎解き好き"が生かされたんですね!記念誌編集に関わって、どんなところが一番大変でしたか?

櫻井さん

150年の歴史がありますからね、資料は膨大な量で、

初めはどこから手をつければよいのか分かりませんでした。

調べても調べても調べ尽くせない感じで、

朝イチで図書館や資料館で調査開始しても、

あっという間に閉館時間となりました。


酷暑と言われた今年、

夏の暑い時期に何度も何度も足を運んだのは、

かなり体力を使いました。


目処がついてきたところで、

西校舎3階にある青木記念館の資料をスキャンし始めたのですが、

スキャナーがあるPTCA会議室と青木記念館は、

校舎内では1番遠い位置関係なんですよね。


記念館から資料を運び出し、会議室でひたすらスキャン、

また資料を戻しては運び出して…

という作業も大変でした。


それでも、やはり徐々に調べたかったところが明らかになって、

パズルのピースが一つ一つ埋まっていくのは

とてもやりがいがありましたね。


だんだん知っていくと、ますます青木小が好きになりました。

"青木"という文字を資料の中で見つけられるとすごく嬉しくて!


それに、頑張った成果としてこの記念誌が出来上がって、

ものすごい達成感がありました。

一冊一冊が、私の子どものようで、愛しくなります。

大変だったけど、関われて良かった、

という気持ちでいっぱいです!



では、一番大変だった事が、一番良かった事にも繋がっていったんですね。

櫻井さん

そうですね。 そして、調査は地域の方に大変助けられ、ご協力いただきました。

多くの方が、昔の卒業アルバムや写真を提供してくださったので、

スキャンして記念誌に掲載することができました。


昭和32年に発行された

『青木小学校PTA機関誌 あおき 第3号』によると、


昭和31年度に創立50周年記念行事を計画していたら、

「明治41年より前に卒業したので、青木小学校はもっと古いはずだ」

と教えてくださった方がいたそうです。

青木小を見守ってくださる卒業生や地域の方々に支えられ、

助けられて、今があるんだなと感じられた、

これが一番良かったことだと思います。


それでもっと地域の事を知りたいと思うようになって、

神奈川区いまむかしガイドの会のガイドのツアー

などにも参加しました。



記念誌の中で、オススメだったり、想い入れの深い記事を教えてください。

櫻井さん

やはり、青木小の歴史を調べるきっかけとなった

この記事ですね。

(記念誌P.52-53「お倉の学校のなぞ」)


先ほどお話しした、140周年実行委員のTさんから

依頼を受けた件はこの記事でも触れています。



160周年の記念誌を担当される方に託す想いなどありますか?

櫻井さん

"さらなる謎解き"ですね。


まだまだ、調べきれていないところがありますし、

心踊る発見が隠れていると思います。


160周年実行委員の方に、託したいと思っています。

楽しみです!



最後に一言お願いします。

櫻井さん 子どもたちには、歴史ある青木小で、

150周年という節目に学べる事に、

誇りを持ってもらいたいです。

学校やその周辺地域への愛着は、

これから大人になる子どもたちの心の土台となって、

きっと支えになってくれると思います。





好奇心旺盛で、笑顔を絶やさずインタビューに

お答えくださった櫻井さん。


「こんなこともあって…」と

次々エピソードが繰り広げられ、

櫻井さんの楽しいお人柄に

すっかり魅了されましたよ^^


櫻井さんのお話を伺ってから再度記念誌を開くと、

歴史ある青木小学校への愛着がさらに

強くなったように思いました。


櫻井さん、お忙しい中をご対応くださり、

本当にありがとうございました!


(インタビュアー 広報委員長 岡田)

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